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全国総本宮 水天宮

水の神として古来より知られる全国総本宮 水天宮

現在の筑後川、当時千歳川だったあたり、鷺野ヶ原に建久初年、水天宮を初めて祀ったのは、安徳天皇の母君にあたる高倉平中宮に使える女官「按察使局(あぜちのつぼね)伊勢」でした。

安徳天皇と平家一門の霊を祀る祠を建立されたことがはじまりで、現在では全国約100社といわれる水天宮の総本宮とされています。

後に伊勢は剃髪し千代という名になります。
千代は非常に霊験あらかたであり、周辺の民に尊崇するものが多くなり、尼御前として讃えられるようになります。
そのため当初は水天宮を尼御前神社と呼んでいました。

千代亡き後、里の人たちはその墓に松を植えて、千代松明神としてあがめ奉ります。
この千代という女性は大和国石上布留神社神官の娘で墳墓は久留米市内にあります。

水の神として地域の農業や漁業、船舶業者を守護してきたほか、子どもの守護、安産、子宝の神様としても知られています。

戦場に巻き込まれることも多かった全国総本宮 水天宮

筑後川流域ということもあり、この辺りはその昔戦場になる事が多かったので、平禍を避けるために何度も社殿を遷したという歴史があります。
慶安3年になって有馬忠頼公によって現在の社地、社殿の寄進を受けたことでやっと落ち着くことが出来ました。

戦国時代は至るところが戦場となったのですが、そのことが原因で神社、寺等も消失するなどが多かったようです。

全国総本山 水天宮についてもこうした苦難の歴史があり、その中でも地域の方々に愛されてきました。

境内にある神社の紹介

全国総本宮 水天宮にはいくつかの神社があります。
水神社は水徳の神様となる彌都波能売神(みつ はのめのかみ)、さらに安産の神様である、鵜 葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)がお祀りされています。

秋葉神社は火の神様として知られていますが、この全国総本山 水天宮では農耕と文芸の神とされる阿遲鉏高 日子根命(あじすきたかひこねのみこと)が奉斎されています。

千代松神社は千代が逝去されたのち、お墓に松が植えられたことで、千代松神社とされるところです。
水天宮の創始者按察使局伊勢命(あぜちのつぼねいせのみこと)が奉斎されています。

肥前狛犬は水神社のそばにご鎮座されている狛犬で、自分が痛いと思う場所をなでると不思議と痛みが取れるといわれています。
古くから多くの方々が崇敬し、狛犬をさわりに来ています。

全国総本山 水天宮では美しい椿を見ることができる

全国総本山 水天宮では椿を楽しむということでも知られています。
非常に多種多様な椿があり、珍しい種類も多いので椿の季節になると美しいたくさんの椿をみにやってくる方も多いです。

ぱっとみてバラ?と思うような椿もあり、椿のイメージが大きく変わるかもしれません。
近所の方々はもちろん、各地から椿をみにやってくる方々も多いようです。

全国総本宮 水天宮へのアクセス紹介

福岡県久留米市瀬戸町にあります。
電車ではJR久留米駅から徒歩10分、九州自動車道久留米ICから国道210号線を経由し20分くらいです。

駐車場は無料で150台あります。
通常営業は9時から17時ですが、12月31日については終日参拝できるようになっています。

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