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櫛田神社

博多の人々に愛され続ける神社

櫛田神社は、福岡市博多区に位置する神社で、地元の人からは「お櫛田さん」と呼ばれ、生活に密着し愛されています。
博多市の氏神様、また総鎮守ということで、市民の崇敬を集めている神社でもあります。

その歴史は古く、天平宝字元年、757年に創建されていますので、1,300年近い時代を経ています。
神社は多くの場合、戦火の被害に遭うことが多いものですが、この櫛田神社も例外ではなく、戦国時代に消失してしまいました。
しかし、豊臣秀吉の時代になり、博多の開発に伴って神社が再建されることになります。

そして、現在にまで及んでいるわけですが、様々なお祭りがこの神社を中心にして行われているため、博多の地元住民にとっては、とても距離が近く馴染みの深い神社となっています。

博多で行われる有名な祭りの中心地となっている

博多にはいくつもの有名なお祭りがあります。その1つが、春の5月の始めに行われる松ばやし博多どんたくがあります。
櫛田神社は、この祭事と直接的な関係があるわけではありませんが、松ばやしの列がこの神社から出発するため、祭りにとって欠かせない場所となっています。

また、7月には全国的にも有名な博多祇園山笠の中心地として、大きな賑わいを見せます。
飾り山笠の美しさは、見る人たちの心を打ち、非常にダイナミックなお祭りとなるため、博多人であれば誰もがこの祭りを楽しみにして一年を過ごすほどです。
地元や九州の人たちはもちろんのこと、日本全国、さらには世界各国から観光客が集まり、人でいっぱいになります。

そして、日本三大くんちとされる博多おくんちが行われる、10月下旬もこの櫛田神社が大きな賑わいを見せる時期となります。
秋の豊穣への感謝を示す祭りで、穏やかで厳かな雰囲気に包まれます。
夏の時期に行われる山笠祭りが激しくダイナミックな雰囲気なのに対し、この博多おくんちは静という感じで独特の魅力があります。

美しい境内を眺めて落ち着ける時間を過ごす

毎年行われる様々な祭りもこの櫛田神社の魅力ですが、境内の美しさもこの神社の特徴であり、ぜひともよく知りたいところでもあります。
たとえば、境内には見事に育った銀杏の木があります。
見事な枝振りを見せ、季節にはたくさんの実を生み出してくれる木で、この銀杏にまつわる祭りも行われるほどです。

また、博多祇園山笠祭りで使用される飾り山笠が常設されていますので、祭りの季節にここを訪れることができなくても、山笠の美しさを目にすることができるでしょう。
さらに、拝殿には風神雷神の見事な木彫り細工が設けられていて、人々の注目を集めます。
このように、櫛田神社はお祭りの中心地として、美しい境内を持つ神社として、博多の人々に心から愛されています。

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