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戒壇院

鑑真が開山した寺院

戒壇院は、福岡県の太宰府市にある臨済宗の寺院です。
創建は奈良時代にまでさかのぼり、天平勝宝5年、753年とされています。
開山したのは、唐から来日した鑑真で、当初は宗派に関係なくすべての僧が集まって教えを学ぶという目的を持っていて、鑑真の教えを聞くために各地からたくさんの僧が集まっていました。

また、出家した人々が戒律を授かり僧尼となるための、一種の修行施設としての役割も果たしていて、多くの修行者がこの寺院に来て修行を受け、儀式を行いました。

歴史ある建造物が建ち並ぶ寺院

戒壇院の建造物は、どれも歴史が深く文化的にも重要な意味合いを持っています。
また、本堂には本尊である盧舎那仏坐像が収められています。
この本尊は国指定の重要文化財で、平安時代終わりに作られたものとされています。
また、儀式を行う場である戒壇には、インドと唐、奈良の三国の土が置かれているとされていて、大陸と日本、そして日本各地との関係性を示しています。

また、境内に植えられている菩提樹は非常に豊かな枝振りで、季節には美しい花を咲かせます。
市の天然記念物に指定されていて、市民にも愛されている木です。
また、花が咲く季節には多くの人が集まって、憩いの場となります。
樹齢1,000年から1,500年ほどとされていて、寺院の建立からこの地を見守っていたことが分かります。

ひなびた境内の雰囲気は市民に愛される癒やしのスポットとなっている

戒壇院は、その建造物の歴史あるたたずまいや菩提樹のスケールの大きさなどが合わさって、とても落ち着く癒やしの空間を作り上げています。
そのため、四季を通じて市民の訪問が絶えず、常に人の往来があります。
境内をのんびりと歩くだけでも、ゆったりとした気分になれて癒やしを感じられます。

また、戒壇院では定期的に菩提樹コンサートなどのイベントを行っています。
いろいろな音楽グループを招待して、境内の雰囲気に合った美しい調べを聞くことができます。

(参考記事)
太宰府 戒壇院 公式ホームページ

さらに、市民に開かれた寺院として、座禅会や写経会などを常に行っているのも、この戒壇院の特徴です。
お寺の厳かな雰囲気のもと、経典を開いて心を集中する時間や、座禅を組んでいつもとは違う心の状態を保つ機会を持つことができます。
こうした地元と密着した活動を行っているということもあり、常に地元の人々の信仰を集め愛されてきた寺院となっています。

長い歴史と伝統を持つ寺院ではありますが、市民の生活に密着し人々に愛されているというのが、この戒壇院の素晴らしところでしょう。
様々なイベントを通じて、さらにこの寺院の良さを知ることができるでしょう。ホームページなどをチェックして、イベントに参加してみるのも良いでしょう。

 

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